気が付けば12月ですね。日が経つのが早すぎて置いていかれてしまいそうです。
10月は個人的にラグビーよりもバレーにのめりこみ、急いで帰って夕食の支度もそこそこに試合を観ていた。女子も面白かったけど、男子バレーの衝撃。にわかファンではありますが、海を渡って挑戦する選手が増えてきたこともあり選手の個々の能力が上がっているんだろなと感じる。試合の展開にも競り勝ったり競り負けたり、、、見応えがあった。細胞が躍動した。毛穴がぶわーっと。感動。
若い方のひたむきに頑張る姿がまぶしくて心の目を細めてしまうのと、裏での努力がふと垣間見えたり、想像(妄想)ができてしまうので+αで底上げされた感動である。
スポーツ鑑賞が元々好きな夫はいつものようにチャンネルを合わせただけなのに、それまで特に興味を示していなかった私が前触れもなく突然に感情を昂らせた事に驚いていた。ちなみに夫は、いまさら聞けない基本的なルールから詳しい情報まで教えてくれるとっておきの実況・解説者である。来年の2020オリンピックもとっておきの解説を聞きつつ楽しみたい。
見えない努力に感動することは何もスポーツだけではない。
11月、友人夫婦に誘われ3人で初めて「三代目J SOUL BROTHERS」のツアーしかもファイナルに行ってきた。ガチのファンかと聞かれるとそうではないが、少し前から興味対象の一つだった。この興味を植え付けてくれたのがこの友人夫婦である。
ドームへ向かうバスの中は老若男女、普通の乗客のようだがよく見るとそれぞれにEXILE一族のグッズで身を固めている手練ればかりで気が引き締まる。開演までの時間、グッズを手にしたり青空の下ビール飲んだりそっくりさんも居たり(これがなかなかどうして似てる)、結構楽しめる。そして開演。
プロってすごい。
ファンと名乗るにはおこがましい私だが、7人が出てきた瞬間とその演出に全自動で半泣きになり手はフラッグを振っていた。視点は定まらず忙しい。記憶が途切れたような、あっという間の二時間半だった。 阿鼻叫喚とはこの日のドームのこれだった。 アンコール、サビがループする名曲で最高潮に盛り上がった時友人の旦那さんが「オレ永遠に聴ける…」と言っていたのを微かに聞き取った。
個々のポテンシャルをさらに磨きをかけて、完成度の高いパフォーマンスを維持し続けている。人の心を打つ、一つの芸術作品。エンターテイメントのプロ集団だった。
普段では出会うはずのないだろう人たちと同じ空間と感情を共有して、別れて現実の生活にそれぞれが戻っていっても、時折この日のライブを思い出し、同じように心を熱くするんだろう不思議。きっかけをくれた友人夫婦には感謝しかないし、三代目の皆さんにも感謝とともに健康を祈願したい。
この友人にも思うが歳を重ねるにつれて、色々考えず、気になる事にまず飛び込んで楽しめるようになってきた。自分っぽくないかも?と思ってもそのギャップを楽しんだりしている。
今回も新たな扉が軽くカチャッと開く音がした。